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zoom RSS 己高閣・世代閣の仏たち@長浜市木之本町

<<   作成日時 : 2014/08/15 06:13   >>

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世代閣

与志漏神社の境内の中にある、国の補助金で建てられた己高閣と地元の人たちのお金だけで建てられた世代閣の二つの収蔵庫に、己高山の鶏足寺などに祀られていた本尊の薬師如来を始め多くの諸尊が安置されています。
どちらの収蔵庫も、ケースなしで展示されていて、手を伸ばせた届くくらいの距離で拝観できのは嬉しい
しかも仏像ぎっしりなので見応え充分です。

また、この二つの収蔵庫だけかと思いきや、境内にはその他に、旧戸岩寺と説明が書かれたお堂なども建っていて見どころいっぱいです。


己高閣


昭和38年(1963)、滋賀県内で初めて国の補助で作られた収蔵庫で、延喜式 式内社 與志漏神社の境内に建つ。己高山諸寺に祀られていた諸仏のうち、本尊十一面観音、七仏薬師他、重要な仏像を安置しています。
己高閣
己高閣


重文 十一面観世音立像


鶏足寺の本尊(172p 木造彩色 平安初期)。724年行基が造った頭に、799年僧最澄が発見して首から下を造る。十一面観音の両脇には、平安中期の不動明王と毘沙門天が立つ。
鶏足寺十一面観音菩薩(己高閣)
鶏足寺 十一面観音菩薩(己高閣)
購入したポストカードより

同行者が、なかなかいいお顔をしているし、腰から下の衣文の表現も素晴らしいのに、腹から腰にかけての部分が気に入らない。雑だ。手抜きをしているのではないか?と言っております。

七仏薬師如来立像


もともとは石田光成ゆかりの法華寺にありました。
七仏薬師というと、奈良・新薬師寺の薬師如来坐像のように薬師像の光背に七仏薬師の化仏をつけるというものを思っていました。1体でもありがたいのに、実際に七躰の薬師像が揃っているとは心強い。

この形で残っているのは他に千葉県松虫寺にあるだけだそうです。
七仏薬師如来立像
七仏薬師如来立像
購入したポストカードより



世代閣


地域の浄財だけで収蔵庫を建設し、山号に因み世代閣と命名し、平成元年(1989)秋に開館しました。本尊薬師如来を始め多くの仏像仏画、その他出土品や古文書類を収納しています。
世代閣
世代閣


重文 薬師如来立像


なかなか立派な体躯の薬師如来立像(楠一木造 180p 奈良時代)。下半身のドッシリ、安定感があります。旧戸岩寺のご本尊です。湖国で最古といわれる樟の一木造立像。
薬師如来立像
薬師如来立像
購入したポストカードより


魚籃観世音立像


条帛をかけず上半身裸形の珍しい観音菩薩。左手に魚篭をさげる。なかなか豊かな胸である。
魚籃観音は彫刻で作られることが少なく、しかもこの像は木造である。
私が初めて魚籃観音を見たのは2013年11月のことで、大阪道明寺であった。道明寺の魚籃観音 は石造なんです。
魚籃観世音立像
魚籃観世音立像
購入したポストカードより


十社権現像


十社権現像
十社権現像
購入した写真より

どの像も像高30p前後と小さめです。
以前は隣接する与志漏神社後方の山中にある十所権現という社殿に祀られていたもので、更に古くは己高山にあったとされる。いずれの像もヒノキの一木造で現状ほ素地である。
己高山の鎮守として最澄が勧請したという十所の人名が記され、現存像と一致る。
平安〜鎌倉時代の作と思われる。

横山大明神(中央列上)は、三面八臂のお姿で馬頭観音みたい。座り方が、なんかいい

白山大権現(右列一番下)は、十一面観音そのまんま。

異色なのは、日吉大社大権現(右列一番上)で、そのお姿はお猿さんなのだが、妙に人間っぽくって色っぽい。


十二神将


薬師如来のガードマン、十二神将が、午と酉が昭和58年(1983)盗難にあって欠けており十体しかいない。

これとは別の3体の十二神将像(重文)は、木心乾漆造で奈良時代の作とされる。


旧戸岩寺(薬師堂)


霊亀2年(716)創建で本尊薬師如来は、僧行基によって西方一粁の伊香山(異光山)五ツ岩の麓からこの地に遷され岩にちなんで「戸岩寺」となずけられたものである。8世紀末頃から伝教、空海、慈覚等の高僧が相次いで来錫(らいしゃく)し7間4面の薬師堂を始め大日堂、観音堂、鐘堂、経堂、念仏堂等を建立し、全盛期には岩本坊・阿弥陀坊・開寿坊・真乗坊・道禅坊及び長円坊の六坊を構えて栄え。常時二十乃至三十数名の僧が修行に励んだという道場であった。

旧戸岩寺(薬師堂)
旧戸岩寺(薬師堂)

ここの本尊は世代閣に安置されているので中は空っぽかと思っていた。後で知ったのだが、この中にも素晴らしい仏さまたちが大勢いるのだとか。拝観できなかったのがめっちゃ悔しい

他にも大日堂があるらしい。大日堂にもすばらしいのがいらっしゃるるとか。収蔵庫(己高閣・世代閣)だけじゃなかったんだ。

そういえば世代閣にいらした係りのオッチャンが、私たちと入れ替わりに出て行った人になんか説明していた気がする。でも私たちには何も言ってくれなかった


與志漏神社


與志漏神社(よしろじんじゃ)は、須佐之男命、波多八代宿禰(はたやしろすくね、武内宿祢の長子)を祭神とする延喜式神帳記載の式内社です。
與志漏神社
與志漏神社(よしろじんじゃ)

與志漏神社
與志漏神社(よしろじんじゃ)



伊香具坂神社


大駐車場の脇に建つ、鶏足寺の鎮守であった伊香具坂神社(十所権現)。現在世代閣に収蔵されている十社権現像は、ここにあったのか?
伊香具坂神社
伊香具坂神社


鶏足寺(旧飯福寺)


石道寺で「鶏足寺まで320m」と案内板があったので、その程度ならちょっと歩こうではないか、と思い階段を登り始めました。
が、これが結構大変でした。想像以上の勾配で次第に無口になっていきます。その上虫がぁ
鶏足寺までの距離を示す看板
鶏足寺までの距離を示す看板


鶏足寺は724年に僧行基によって創建されたが一度荒廃する。後に799年に最澄が天台宗の寺院として再興する。
中世には僧兵を擁するほどの大寺で、京極氏・浅井氏から庇護を受け、湖北仏教文化圏の中核として隆盛を極めてきた。
現在、鶏足寺と呼んでいるものは、735年に行基が開基した古寺で鶏足寺の別院であった飯福寺の跡である。
鶏足寺の本尊・十一面観音をはじめとする諸仏は己高閣に納められています。

鶏足寺(旧飯福寺)
鶏足寺(旧飯福寺)

ゆるやかな参道の石段、苔むした石垣。モミジの青葉が眩しいなぁ

参道の両側には、閻魔堂や金剛院など、往時の寺の姿をうかがわせる建物の名を記した石碑が並ぶ。(護摩堂だけは新しい建物が建っていました。)

鶏足寺(旧飯福寺)

鶏足寺(旧飯福寺)

石段を上りきるとお堂が建っています。

最初、鶏足寺の十一面観音はここにいらっしゃるのかと思ったのですが、人がいる気配がしません。
そうえいば、己高閣に安置されているんだってことを思い出して、これ以上近づくことなく引き返したのでした。


またしても「己高閣・世代閣800m」の看板が。でも、そこはやめておきました。だって、歩いて行ったら、また歩いて戻らないといけないじゃん

石道寺まで車できてるんだから


己高閣・世代閣(ここうかく・よしろかく)
所:〒519-0411 滋賀県長浜市木之本町古橋
電  話:0749-82-2784(古橋鶏足寺案内所)
拝観時間:9:00 〜 16:00
拝観料 :500円



「第30回 観音の里 たかつき ふるさとまつり」に行ってきました@滋賀県長浜市

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