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zoom RSS 笑う像が印象的な当尾の里の岩船寺@岩船寺 in 南山城

<<   作成日時 : 2013/12/14 23:47   >>

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南山城の古寺巡りの最後は 岩船寺 です。
こんないい方をしては申し訳ないのですが、 海住山寺 神童寺 浄瑠璃寺 と南山城のお寺を巡ってきて、まだ時間が少しあったので、浄瑠璃寺にほど近い岩船寺に寄ってみたというのが正直なところです。
なので、何の予備知識もなく訪れたわけですが、ちょうど三重塔初層の特別開扉中でした。
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祈りの回廊とう冊子より 秘宝・秘仏特別開帳の案内


岩船寺の創立は、天平元年(729)に聖武天皇の勅願によって行基が阿弥陀堂を建立したのに始まる。
その後、弘法大師と智泉大徳(弘法大師の姉の子)が堂塔伽藍を建立。最盛期には広大な境内に39の坊舎を有したが、承久の乱(1221)の兵火により、堂塔の大半が焼失した。

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関西花の寺二十五カ所霊場の第15番札所だそうで、山門には、素敵な表札が掲げられていました。

山門をくぐる前から、朱色が鮮やかな三重塔が目に飛び込んできます。岩船寺山門

正直なところ、朱塗りの塔はあまり好きではないのですが、岩船寺の三重塔は、背景の山に溶け込んでいて朱塗りの塔も悪くないなと感じました。


阿弥陀如来坐像(重文)


本堂の中央に安置されているのが本尊の丈六の阿弥陀如来像です。
木造、漆箔、彩色、像高284.5p。光背は二重円光で、衣の部分に赤色が少しばかり残っていました。
堂々としたお姿でありますが、とても優しい印象を受けました。
岩船寺阿弥陀如来像

阿弥陀如来像 頂いたパンフレットより



普賢菩薩騎象像(重文)


岩船寺普賢菩薩像

笑っているように見える白像の上に乗せられた蓮華座に合掌して座る普賢菩薩像。法華曼荼羅が描かれた宝形造りの厨子の中に安置されています。

弘法大師の甥にあたる知泉大師作といわれています。

普賢菩薩は、辰年・巳年生まれの一生一代の守り本尊なので、好きな仏さまなのですが(巳年生まれなので )
このやや不気味な笑みを浮かべる象に気を取られて、普賢菩薩のお顔をあまり覚えていません  

西大寺で拝観した普賢菩薩像のときもそうでしたが、象さんのほうにばかり目がいってしまい、主役はどっち?ですね。


本堂


岩船寺本堂

こちらが本尊阿弥陀如来像や普賢菩薩像が安置されている本堂です。
本堂には、他にも十一面観音や釈迦如来、薬師如来なども安置されてましたが、自分が興味を持ったのは二組の十二神将像です。

一組は、普賢菩薩像の横に6体ずつ2列に並んでいるのですが、この十二神将は像高40pくらいで4頭身。
おおぉ〜。って思いました。
なぜか薬師如来と離れて安置されていて、最も、本堂に安置されている薬師如来の眷属として一対で造られたかどうかは知りませんが、
こんなちっちゃな体で、ちゃんとご主人様をお護りできるんだろうか?

もう一組は、もっとちっちゃなお体で、なんと二頭身ぐらいでした。ちょうど阿弥陀如来が安置されている須弥壇の裏側の鴨居というか長押というか、天井近くに柱を挟んで六体ずつ、横一列に安置されていました。
見上げる形での拝観となりますし、前に金網がはってあって少々見づらかったのですが、自分は、こちらの十二神将の方がかわいくて気に入りました。
こんなのを家に飾っておきたいなぁ


三重塔(重文)


境内の奥に建つ三重塔は、丸行に嘉吉二年(1442)と記された刻銘があることから、室町時代の建立とされる。平成十五年(2003)に修理とともに内部壁画も復元されました。
岩船寺三重塔
鮮やかな朱色が周囲の緑に映えてます。
岩船寺三重塔の隅鬼

三重塔の四隅には垂木を支える隅鬼(天邪鬼)がいるらしいのですが、気づきませんでした。
三重塔の写真をアップにしてみると、それらしきものは確認できるのですが、ボケていてはっきりしません
右の画像はパンフレットに載っていたものです。


初層の内部には来迎壁、須弥壇が設けられ、来迎壁正面に十六羅漢図、背面に五大明王像、四周の扉両脇の板壁には真言八祖像、板戸の内面には八方天像、来迎柱には昇竜と降竜がそれぞれ極彩色で描かれています。
岩船寺三重塔(十六羅漢図)

来迎壁正面の十六羅漢図。板戸は帝釈天(左)と伊舎那天


岩船寺三重塔(五大明王像)

来迎壁背面の五大明王像。板戸は水天(左)と羅刹天



当尾の石仏


浄瑠璃寺から岩船寺にかけての山間は当尾(とうの)と呼ばれ、石仏や石塔が多くみられる地域です。二つの寺を結ぶ道中にも多くの石仏を見ることができます。
当尾の石仏パンフレット
岩船寺さんで売っていた当尾の石仏のパンフレット。暖かい季節になったらこれらの石仏を巡るのも悪くないかもね。
木津川市内東南部の加茂町当尾(とおの)地区は古来、南都仏教の影響を色濃く受け、世俗化した奈良仏教を厭う僧侶が穏遁の地として草庵を結び、念仏に専心したと伝えられています。やがて草庵が寺院へと姿を変え、塔頭が並び「塔の尾根」ができ、いつしか「当尾」と呼ばれるようになったといわれます。


岩船寺の境内にも石仏や石塔を見ることができます。

石室不動明王立像(重文)

岩船寺石室不動明王立像
花崗岩で全面二本の角石柱を立て、その上に寄棟造りの一枚石の屋根をかけた珍しい建築。奥壁の一枚石には薄肉彫りの不動明王立像が刻まれています。鎌倉時代。
写真は、不動明王の部分だけを撮ってきました。暗くて、よ〜く目を凝らさないとわかりません。正直、シャッターをきったものの、写真はとれてないんじゃなかな?って思っていました。

十三重石塔(重文)

岩船寺十三重石塔
正和3年、妙空僧正の建立と伝える。初重の軸石の4面には、金剛界四仏の梵字が薬研彫りで刻まれている。昭和18年、軸石のくぼみの中から水晶五輪舎利塔が発見されました。鎌倉時代。

岩船寺三重塔と十三重石塔
十三重石塔と朱色の三重塔と緑の木々と、なんかいい

五輪塔(重文)

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東大寺別当平智僧都の墓と伝えられる。昭和初期に岩船の北谷墓地から移したそうです。鎌倉時代。

石風呂

岩船寺石風呂
石風呂は、山門の階段下に置かれていました。修行僧が身をきよめるための風呂だそうです。


白山神社・春日神社


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岩船寺の北西に隣接して、かつては、寺院の鎮守社だった白山(はくさん)神社があります。神仏分離令(1868)後の廃仏毀釈により、岩船寺から分離されたそうです。

左に白山神社(重文)、右に摂社・春日神社(府指定文化財)が鎮座しています。


この日訪れた南山城のお寺
  観音の浄土へ行ってきました@補陀洛山海住山寺 IN 南山城
  可愛い波切白不動明王と矢を射る愛染明王@神童寺 IN 南山城
  九体の阿弥陀さま勢ぞろいする西方浄土@浄瑠璃寺 in 南山城
  岩船寺


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